初めての骨折 昭和の遺物にやられる
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少し季節にあった布団を出そうと
押し入れから引っ張り出した途端
足の指にものすごい痛みを感じて
うずくまってしまった
痛い 痛い 痛い うぅー
あとは痛くてうめき声しか出てこない
痛くて声も出ないとはこのことか
ジジ夫が心配して声をかけてくれるも
答えることもできず
ひたすら痛い！
何かが落ちてきて当たった
なに？
え？これ？
↓
何これ？
あんか というのでしょうか
我が家では「こたつ」と呼んでいます
冬にお布団の中に入れて足を温める物
昭和の遺物⁈
これが当たってそんなに痛いか？
大丈夫大丈夫 きっと大丈夫なはず・・・
翌朝
足の指がはれ上がっていたが
なんとか歩くことはできる
よかった
とホッとしたもつかの間
靴を履くと痛すぎて歩けない
しかし出勤時間は迫る
あわててサンダルというか
つっかけのような履物で泣く泣く出かけて行った
歩き始めると駅までの道のりが途方もなく遠く感じる
たどりつくのか・・・？
もっと年を重ねて本格的なおばあさんになると
こんな感じだろう
一足早く経験できた
後からどんどん人に追い越されていく
やっとの思いでたどり着いて
午前中をなんとかやり過ごすも
痛みは引かずますます腫れてきて
指全体は 紫を通り越して
どす黒くなっていた
写真をお見せしたいけど気分悪くされそうなので
やめておきます
「こりゃまずいかも」
と思ってクリニックに行くと
骨折していました
全治一か月
あ～あ
一年で一番過ごしやすいであろう
季節の一か月を
ろくに歩けずに静かに過ごすのね
と落ち込んでいたけど
痛くなければ歩いてもいい
と先生には言われたし
添木やプレート テープで固定する必要もなく
アドバイスは
サンダルより出来たらスニーカーみたいな靴
履いたほうがいいよ
「電車で足踏まれんようにね」
ということでした
よほど当たり所が悪かったのか
人生初の骨折が
スポーツでも転倒でもなく
こんな形で起こるとは
物を減らして整理整頓を心掛けていたのに
この雑な所作による
「事故」
気を付けます(^^;)
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