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カテゴリ:実母との関係

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします



年賀状はもうやめたいなあ
面倒くさいから(^^;)

と思いつつも送ってくれたらその人に思いを馳せて

うれしい と思う


面倒くさいババアです

hagaki_taba



お正月に

母アキ子氏の施設でも個別面会は

一応できるのだけど


子どもや孫がみんなで押しかけるのはNG




そこで時間をあらかじめ予約して

元旦から ズームで面会ができるんだけど

コレ施設の人も設定するのがいちいち大変よね

しかも画面越しの面会が何なのか今一つ

理解できていないご老人


職員の人はその間付きっきり

本当に頭が下がる

ありがとうございます


画面越しに大勢で「会う」んだから

ババ子もその中に紛れ込んで

「会えば」いいじゃん


と兄一郎や孫美は言うけど

母アキ子氏に対する恐怖心はまだ払拭されていない


どうしようかなあ・・・


って考えるふりをしてもう結論は出てる





会わない



だって何人も身内がいるなら

別にババ子一人が欠けていても気づかないでしょうし

会話をせずに画面の片隅に映っているだけなら

必要もない


「ババ子に会いたい」


とでも言われれば別だけど

そんなことはいまだ一言も出てこないし(^^;)



年を取ればみんな自分のことで精一杯


元気なうちに大切な人に敬意をもって接し

大切に思う気持ちを伝えたい(^O^)/



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認知症のパワー

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介護施設に入った母アキ子氏

本来認知症と言えば

たいていの人は

「おばあちゃんご飯食べたでしょ?」

的な物忘れを中心に思い浮かべ

ちょっと小ばかにしたような

笑い話をするけど

母アキ子氏の場合は

一ミリも笑える要素のない認知症だった

ほのぼのエピソードも皆無


まず自分が認知症にかかっているという

認識は全くないというか

全く認めようとはしない


ちょっとでもそれらしいことを言うと

「馬鹿にするな!」

と烈火のごとく怒る

病院に行こうにも手の付けようがなく

突破口がなかった

bakudan_hatsugen_oldwoman




物忘れだけならまだ周りはイライラしながらも

自宅で介護出来たかもしれない



しかしアキ子氏の場合は認知症の

「周辺症状」

とも言われる

「妄想」

「介護拒否」

がすさまじかった



なんであんなになったのかな?

性格が豹変した?

とは全く思わない

もともとの性格がより嫌な方向へ

強く出た

と思う

元来攻撃的で疑り深く不安症な性格が

認知症という病気のパワーをもって

よりパワーアップしていったのだ
そんなパワーアップいらんでほんま(-_-;)




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自覚はない それが恐ろしい病気の始まり

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職場や家庭ででも

うっかりミスやしなくちゃいけないことを

忘れてしまった人


「いや~始まってるのかなワタシ」

なんて自分が認知症になっているんじゃないかと

笑いながらも少し心配しているあなた



ハイ あなたは間違いなく

「認知症ではありません」


だって本当にその病気の人って 

じぶんは認知症だっていう病気の認識がないし

絶対に認めようとしないのよ


少なくとも母アキ子氏の場合は

施設に入った今でも多分自分は認知症なんかじゃない

と思い込んでいることでしょう



だから話はややこしく周りが振り回されて

へとへとになる


数年前

一度外出して帰ってきた母アキ子氏が

家に電話をかけてきて

「ババ子を呼べ!

私がいない間に部屋に入ってきて

泥棒が入ったかのようにぐちゃぐちゃにしている

また何か盗っていったに違いない」

と興奮した様子で娘(孫のこと)に言っているらしい

なんのこと?と思いながらも家を見に行くと

何ら変わった様子はない



認知症の人には一瞬にして見慣れた風景が

異次元の世界に見えたりするらしい


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それはそれで恐ろしいことだとは思うけれど

言われたほうはたまったもんじゃない


「あんたが来たら私の大事なもの(主にお金のこと)

がなくなるからもう家に来るな!


と怒鳴られたことも一度や二度じゃない


認知症の介護の本やビデオで


介護者の気持ちに寄り添いましょう

物がなくなったと言われたら

「あら、それは大変ね一緒に探しましょう」

といって探してあげましょう



なんていうのがあって

こちらも怒鳴り返したい気持ちを抑えて

一緒に探すとたいてい家の中のどこかにある


そんなことが何回かあると

元来疑り深い母アキ子氏は


ババ子が盗んだことを指摘されたので

その場所にこっそり戻して


さも自分が見つけたようなふりをしているだけだ


と言い出した


そのうち一緒に探そうか?というと

「何を白々しいことを!」

と憎々しい目でにらんできて拒否した


心折れるわ

本当にかかわりたくない



でもかかわらなければこの人は自分で

ご飯も調達できない

お風呂も入らない

人として生きていけないのに

それでも人には頼らない

なんでも自分でしている 

というプライドは消えなかった




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認知症介護からは全力で逃げよ

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タイトルを読むと

なんだか薄情なようだけど

10年前の自分に言ってやりたい

「母親にかかわるな」


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もともと仲良し母娘でもなんでもなかったし

結婚して離れて住んで

程よい距離感があったから

忘れていた


「実母とは全くそりが合わなかった」


ということを


確か私の結婚式の数日前も喧嘩をしていて

母アキ子氏は機嫌が悪く例のごとく

むっつり黙り込んでいた



子育てにもいちいち評価を下してきて

うっとうしかった



それなのに

だんだん年老いていく母を見て

なんだか一人暮らしも色々と心細かったり

大変だろうし

親孝行をしなければなあ・・・


なんて人並みなことを思ったばかりに

いろいろと禍根が残ってしまった


そこから十年・・・

今では超年老いた実母アキ子氏に対して

恐怖と疎遠になりたい気持ちしか残らない

残念な介護生活になってしまった


人によっては

「お世話出来て幸せでした」

とか

「姉妹で力を合わせて

最期まで母を見守りたいです」


なんていうのを見聞きすると


自分はとんでもない子どもだ・・・


と思ったりする



兄一郎はその点

清々しいぐらい

思春期以降は

母アキ子氏の毒牙から逃れ続けていた


親に何を言われようが どう思われようが

やはり兄のように

「距離を置いてかかわらなければよかった」

と今では思う



そして現在兄はそこまでアキ子氏に

「思い入れ」はないので

適度に施設に面会に訪れたりしている
配偶者や子ども連れで絶対に一人では行かないけど
一対一で会わないというのも大事なことだったわ



なんでいつまでも

「親に認められたい 愛されたい」

なんて子どもっぽい夢を

持ち続けてしまっていたのだろうか



認知症の介護には

深く関わればかかわるほど

そのキーパーソンが大変な思いをする

というのを身をもって知った




さて今後自分の順番が来たときはどうすればいいのやら

これって対策ある?

死ぬ前の象のように群れから離れる?

その時はもう自分では判断できなくて

どうしようもないから

なるようになる?( ;∀;)



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運転免許証自主返納に付き添う

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70代の後半まで車の運転をしていた母アキ子氏


80歳を目前にマンションに引っ越し

やっと車を手放した

それでもまだ

「車がないと不便だ」

「自分で好きな時に好きなところへ行けたのに

今はどこへも行けない」

という愚痴はず~~~~っと言い続けていた

それを黙らせるためにも

年を取ってから引っ越して心細くないように

自分の時間を差し出してあれやこれやと

生活のお世話をしてきた

アキ子氏が必要な

食料品日用品の買い出しのほか

衣料品や家電やインテリア品の買い物に付き添ったり

私たち家族が休みの時は

一人だと拗ねるので一緒に食事を

と招いたり

やれトイレの水の流れが悪いような気がする

エアコンが変な音がする

電球が切れた

テレビのリモコンが動かない


たいていが「気のせいだったり」

操作の仕方をまちがったりしているだけで

なんということはないのだが



正直家庭が二つあるようでしんどかったし

気難しくて何事にも完璧を求める母アキ子氏に

対応するのに疲弊していた




そんな暮らしが続いているなか

母アキ子氏の運転免許証の更新の時期がやってきた

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当然もう自分で運転をすることはないし

更新する必要もない

と思っていたけど

本人は

「まだ何があるかわからないから免許は必要だ」

と頑として受け入れない

…日常的に乗らなくなって2年は経とうかというのに

さあ!いざ乗る ってそれはいつ?

一体どういう時に?

まさかレンタカーでも借りてすぐに運転できるとでも

思っているの?

ババ子が普段必要な時は送迎しているし

いざとなればタクシーもあるじゃない

と説得しても

「あんたは仕事があるから

行きたいときに来てくれるわけじゃないし」


どケチな母アキ子氏は絶対にタクシーには乗らない

娘は呼べばタダだ


買い物だって病院だって車が必要な時は

なんとかこちらの家族総出でサポートしているが

母アキ子氏にとっては

「いつもすまないね」

「ようやってくれてるわ」

なんて感謝の言葉や態度はない


不満ばかり聞かされてうんざり・・・


免許を手放さない理由もあれこれ言うが

結局かつて自分ができていたことが

出来なくなる

「喪失感」

が大きいのだろうな


おばあさんなのに運転できるというと

ちょっと周りも「すごいですね」

と驚いてくれてプライドをくすぐられる感じが

なくなるのも嫌なんだろうな

とは察した

でも本当のところこのご時世ならみんな
「危ない やめておけよ」
と思うでしょ


そこで提案したのが

「運転免許証」を自主返納した後に

「運転免許経歴証」なるものがもらえる

公的な身分証明証としても生涯通用するらしい

これでどうだ?と説得した



そして見栄っ張りのアキ子氏も

やっと何とかそれで手を打つことにしてくれた


その後最寄りの警察署に行って

晴れてその

「運転免許経歴証」

を手に入れた


ふう~(^^;)


と思いきや

受け取ったそれを見て母アキ子氏は

「いややわ この写真

私こんなおばあさんみたいに写っている

やっぱりこんなとこの写真屋はへたくそやな!」

と文句を言っていた



どれどれ・・・その経歴証をのぞき込むと

そこにはいつも通りの

年相応のアキ子氏の写真があった(-_-;)



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